日本医療機器テクノロジー協会とは?役割やロゴマークの由来について紹介
一般社団法人「日本医療機器テクノロジー協会」は、安全で革新的な医療機器テクノロジーを迅速に提供することで、日本や世界の医療の質向上と医療機器テクノロジー産業の振興に貢献することを目的として運営している団体です。
1967年に、プラスチック製医療機器メーカー14社によって設立された「医療用プラスチック懇談会」が始まりとなり、改称や変革等を経て「日本医療機器テクノロジー協会」発足に至っています。
そこで、日本医療機器テクノロジー協会とはどのような団体なのか、役割やロゴマークの由来について紹介していきます。
日本医療機器テクノロジー協会とは
日本医療機器テクノロジー協会は2013年10月に発足した一般社団法人ですが、その経緯は以下のとおりです。
・1967年にプラスチック製医療機器メーカー14社が「医療用プラスチック懇談会」を設立
・1979年に人工臓器の学術的な要請に応えるため「日本人工臓器工業協会」を設立
・1980年に「日本医療用プラスチック協会」へ改称
・1990年に「日本医療器材協会」へ改称
・2000年に「日本医療器材協会」と「日本人工臓器工業協会」が合併し「日本医療器材工業会」を発足
・2013年10月1日に「一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会」を発足
日本医療機器テクノロジー協会の役割
日本は労働力不足により、すでに医療業界の人手不足は深刻化しつつありますが、2040年には医療従事者が100万人不足するともいわれています。
医療機器も治療効果だけでなく、医療効率化や均てん化に向けた新しい発想が求められている状況です。
そこで日本医療機器テクノロジー協会は、分野・異業種企業と積極的に連携しつつ、新たなテクノロジーへ挑戦しています。
今後、環境がどのように変化した場合でも、コンプライアンスの徹底は忘れてはいけません。
そのため日本医療機器テクノロジー協会は、医療機器メーカーに求められる高い倫理観を守りつつ、コンプライアンス遵守を徹底して、取り組みを進めていくことを役割としているようです。
日本医療機器テクノロジー協会のロゴマークの由来
日本医療機器テクノロジー協会のロゴマークの由来として、まず「Medical」の頭文字である「M」が地球の球をやさしく包み込んでいるイメージをあらわしています。
その上で世界の医療の質を向上することに向けた貢献を表現しており、ブルーの色は革新的な医療機器テクノロジーをあらわしているとされています。