血圧計の測定時間のタイミングは

診断用機器

【はじめに】
成人病の予防の為に血圧の変化は一番わかりやすい記録だと思います。
普段なんとなく使っている血圧計ですが、タイミングが一番よい測定方法を紹介していきましょう。

【血圧計でわかること】

一般的に40才前後から、体力のおとろえを大きく感じてきます。
病気に対しても成人病などを予防する意識が高まってきているころでしょう。高血圧や動脈硬化などは、体の老化ばかりでなく、普段の生活環境からも影響してきます。普段から、血圧計の測定によって成人病の予防の意識を高めることになるでしょう。血圧の測定時間は、機器の進歩によって手軽にあっというまに終わらせてしまいます。しかしどんな精密機器でも、使い方やタイミングなどが正確な記録に影響してきます。

【血圧計の測定時間を効果的にする】

自分の血圧の変化を知るには、毎日の測定が必要になります。毎日の計測があるからこそ、変化による異常を察知することができるのです。
測定時間のタイミングは、日本血圧学会によって推奨する時間帯があります。学会では起床したときと、寝る前の時間の2回をすすめています。
1回目は、朝おきてから1時間以内に測定しましょう。「朝おきてからオシッコをすませること」「朝食前である事」「服薬前に安静な状態で測る」などが大事なことです。
2回目は、寝る前に測定。安静な状態で測定すればOKです。

【血圧計の測定時間のポイント】

一番大事な事は、リラックスした状態で計測することで普段の血圧を測定することができます。排尿や排便は済ませた後で計測しましょう。尿意や便意はない状態が望ましいです。毎日、同じ時間での測定をこころがけましょう。
正しい姿勢で測定することも大事です。正しい姿勢とは、背もたれのあるイスに座って軽く背もたれによりかかって、足は組まないでリラックスをした状態にします。「測定位置」は上腕や手首が心臓の高さぐらいがベストです。腕を休める為には、机に自分の乳首の位置にちかづけるように、クッションなどで調整しましょう。計測の数値が普段と極端に違う時には、2度3度ためしてみましょう。
また、部屋の温度に気を付けましょう。極端な温度変化は計測に変化をもたらします。これは、機器のせいよりも、体温調節を行う人体の変化によって計測に違いを生むことになるからです。
血圧計によっては上腕で測定するものと手首で測定するものがあります。血圧計測定器の違いでそれぞれの正しい測定方を守ることで正確な測定をすることができます。

【まとめ】

血圧計の測定時間にもタイミングは存在します。また精密機器とはいっても、正しい使い方を行わなければ正しい数値とは言えないでしょう。決められた方法で上手に使うことが血圧を測定するのにベストと言えるのではないでしょうか。

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