知っていますか?血圧計を使用する耐用年数

生体現象測定記録・監視用機器

病院に行くと毎回のように血圧と体重測定が行われています。それだけ健康管理の目安としてわかりやすい基準となっています。そこで使用している血圧計に関しての耐用年数について紹介しましょう。

血圧計でわかる事

血圧計は血圧を測定することで、その数値の高低により色んな病気の発見に役立つ、一番身近な医療機器です。これは普段から測定する事で、自分の体調の変化を知る事ができるのです。つまり、医療の知識がない人でも、簡単に変化を把握できる事ができます。血圧の数値に関係するのは、「心臓の働き」です。

1=高血圧からわかる事
心臓から血液を送り出す力に関係して、その影響は、高い圧力が血管の内壁に傷をつけたり、分厚くさせたりします。動脈硬化と呼ばれる症状の原因となるのです。他にも血流が早くなる事で酸素不足や、血の塊が血栓となって欠陥をふさいでしまう事で、酸素や栄養の補給を損なってしまいます。組織が滅んでしまって梗塞(こうそく)の原因になるのです。

2=低血圧からわかる事
低血圧になるとめまいや貧血が起こりますが、その症状には以下の3つが考えられます。
・「本態性低血圧」は、血圧が常に低い状態により肩こり、倦怠感、不眠等、めまい、頭痛の症状があります
・「起立性低血圧」は、急に立ち上がる事や、立ちっぱなしにより立ちくらみやめまいを起こします。
・「症候性低血圧(二次性低血圧)」は、病気を疑う原因による低血圧です。

血圧計の寿命を知ると安心

血圧計は、毎日のように何度も使用されています。各メーカーやその製品によって異なってきますが、耐用年数が5年であったり、使用頻度によって、3万回であったりと、各製品によって寿命も記載されている為、確認する事が必要です。

部品にも寿命がある

血圧計にも使う部分によって、摩耗したり損傷したりする部分があります。あるいは内部の繊細な部品にも影響が出る場合もあります。特に、血圧計は毎日数回使用する事もあるので、「圧迫帯」や「ゴムチューブ」でも、3年4年と使用すれば、取り換え時期にあると言えます。しかし、修理や取り換えが高くつく場合には、買い換えた方が安くつく場合も頭に入れておいて下さい。電池の寿命も、使用する機器によって異なりますが、200回から300回が交換の目安になります。

減価償却資産としての利用価値

使用する機器には耐用年数が税務的に定められており、その法定耐用年数(減価償却資産の年数)は医療機器のその他の分類に属しており5年となっています。あくまでも、目安となる数値ですので、指定された数値よりも少なめに交換を考えた方が医療機器として正確に使用できるので安心です。

まとめ

血圧計を使用する耐用年数について紹介しました。毎日使用する事で体調の変化を把握する事ができるので、健康予防が目に見える材料となります。正確に使用する為にも耐用年数を把握する事は大事な事なのです。

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