日本規格協会グループ(JSA GROUP)とは?活動内容や目指すところを紹介
「日本規格協会グループ(JSA GROUP)」とは、標準化ナショナルセンターとして標準化の相談や規格作成、組織・要員の認証を含む規格の活用支援などトータルソリューションを提供しているグループです。
70有余年に渡って、標準化および管理技術に関する開発や、普及および啓発などを図り社会経済の健全な発展と国民生活向上に寄与する目的を達成するために、各種事業を推進しています。
デジタル化やグローバル化、高齢化などで標準化のニーズは多様化している変化に対応するために、グループ全体の専門性を高めつつトータルソリューション提供という社会的使命を一丸となって果たしている団体といえるでしょう。
日本規格協会グループ(JSA GROUP)とはどのような団体なのか、活動内容や目指すところを紹介していきます。
日本規格協会の活動
「日本規格協会グループ(JSA GROUP)」は、標準化・管理技術開発・普及や啓発を通じて社会経済が健全に発展し、国民生活向上に寄与することを目的として1945年から活動しています。
2019年4月に組織改革を行い、次の3つの法人で構成する日本規格協会グループとして、事業経営の機動力強化を図る組織活動を行っていることが特徴です。
・規格開発部門をメインとする一般財団法人日本規格協会
・事業部門と組織認証部門で構成される日本規格協会ソリューションズ株式会社
・要員認証組織である一般財団法人日本要員認証協会
日本規格協会の目指すところ
「日本規格協会グループ(JSA GROUP)」は、世界規模でAIやIoTを活用したイノベーションを活性化することや、SDGs達成やESG経営促進への取り組みなどを行っています。
急激な環境変化が進む中で、デジタルトランスフォーメーションの動きを加速させていくことが予想されます。
標準化や管理技術の領域は今後もさらに広がりを見せ、重要性も飛躍的に増大する状況の中、社会潮流を着実にとらえ最先端で何ができるのかなど常に検討を続けています。
モノづくりからサービス提供までの産業界の標準化ニーズを探求しつつ、日本の総合的標準化機関として多様な事業活動を通じ、高付加価値を伴う商品・サービスの創出・提供に努めている団体です。
「標準化で世界をつなげる」というスローガンのもと、国内外の標準化機関をはじめとしたステークホルダーとのコミュニケーションを深化し、産業基盤強化に貢献する取り組みを行っていくことでしょう。