日本コンタクトレンズ協会とは?コンタクトレンズの役割とメリット・デメリット

コンタクトレンズを安全・快適に使用できるように、正しい普及に努めることを理念として啓発活動をしている団体が「日本コンタクトレンズ協会」です。
スマートフォンやパソコンを使ってインターネットを利用することが当たり前になった今、視力の低下でコンタクトレンズを着用する人が増えています。
しかし正しい装着方法や、使用によるメリット・デメリットを理解した上で、眼鏡と併用しつつコンタクトレンズを使ったほうがよいといえるでしょう。
そこで、コンタクトレンズの安全な使用や正しい普及に努める日本コンタクトレンズ協会について、コンタクトレンズの役割やメリット・デメリットもあわせて紹介していきます。
コンタクトレンズとは
「コンタクトレンズ」の「コンタクト」とは「接触」という意味であり、眼球に装用するとレンズが角膜(黒目)に接触し、視力の補正や虹彩または瞳孔の外観を変えます。
眼とレンズは直接密着しているのではなく、眼の表面を覆う涙に浮かんでいる状態であることが特徴で、近視・遠視・乱視などを矯正する高度管理医療機器とされています。
コンタクトレンズの役割
コンタクトレンズの役割は、装用することで網膜上に焦点を結ぶ調節ができるようにすることです。
虹彩または瞳孔の外観を変えることを目的とするカラーコンタクトレンズやサークルレンズにも、視力を補正できるタイプのコンタクトレンズが存在します。
コンタクトレンズのメリット・デメリット
コンタクトレンズで視力を矯正する原理は眼鏡と同じといえますが、目に接触させて使うため体の一部のような感覚で使用できます。
レンズと目の間に距離がないため、自然な見え方になることや視野が広くなること、レンズがくもらないこともメリットです。
強度の近視や左右の視力が大きく異なる場合は、眼鏡よりもコンタクトレンズの方が矯正しやすいでしょう。
ただし取り扱いや管理を適切に行わなければ、眼球に傷をつけてしまう場合もあります。
さらに目に疾患がある場合なども使用できない点はデメリットといえます。
日本コンタクトレンズ協会の活動内容
日本コンタクトレンズ協会は、安全・快適にコンタクトレンズを使用できるように正しく普及することです。
コンタクトレンズの様々な普及・啓発活動を行い、医療機関や患者に向けて色々な情報提供や発信を行っています。