医療関連サービス振興会とは?具体的な事業内容について紹介
医療関連サービス振興会は、医療機関に対する支援サービスの質を確保し、健全な育成・発展を図ることを目的とした団体です。
医療関係者や民間企業などの賛同のもとで活動を行っていますが、単なる業務代行ではなく量的側面から業務・経営支援などの質的側面も求められています。
そこで、医療サービスの質向上に役立ち、高い質を確保・維持するためにどのような事業を行っているのか紹介します。
医療関連サービス振興会の事業内容
医療関連サービス振興会では、医療関係サービス事業者・医療機関・医療関係団体などの従事者に医療・福祉などに関する情報を提供しています。
それにより、国民の医療・福祉の向上に寄与することを目的としていますが、情報を提供する事業として実施しているのは以下の4つです。
・セミナーの開催(学識経験者・医療関係者・サービス提供事業者・行政などを講師として招きセミナーを開催)
・シンポジウムの開催(医療関連サービスの質向上に関するテーマを設けたシンポジウムの開催)
・広報活動(年6回に渡る会報誌の発行・月例セミナー講演録・講習会の案内などを会員・関係団体等への情報提供)
・情報の整備・提供(年3回に渡る頼りの発行・医療関連サービスマーク認定事業者等に対する医療関連サービスマーク認定評価に関する情報提供を主目的としたニュース発行)
医療関連サービス振興会の調査研究事業
医療関連サービス振興会では、医療関連サービスの普及・発展に向けて、医療関連サービスの委託状況・将来動向・課題などの実態を調査・研究し、日本の医療関連サービスが健全に発展・向上するため以下の事業も行っています。
・調査研究(医療関連サービスに係る情報収集及び提供等に関する調査・研究)
・海外調査(諸外国の医療関連サービスの実態を研究・把握に向けた希望者募集と海外調査団の派遣)
・評価認定事業(医療関連サービスマークの認定)
それぞれ簡単に説明します。
医療関連サービス振興会のその他事業
医療関連サービス振興会では、その他の事業として以下の活動も行っています。
・委員会活動(法人事業推進に向けた複数の委員会と専門部会等の設置)
・会員相互の研究活動(会員相互による情報交換と共有化を図りテーマを設けた調査・研究の実施)
・行政機関・関連団体との連携(厚生労働省・日本医師会・各病院団体・業界団体等との連携と各種調査の結果を基にした医療関連サービスの育成等に関する提言)