電子情報技術産業協会とは?デジタルトランスフォーメーション加速に向けた取り組み
電子情報技術産業協会(JEITA)とは、デジタル産業における日本を代表する業界団体です。
前身組織が発足してから2023年で75周年を迎えており、電子部品・デバイス・電子機器・ITソリューションなどデジタル社会を支える企業だけでなく、デジタル活用する産業の企業なども幅広く参画している団体に進化しました。
そこで、電子情報技術産業協会がデジタルトランスフォーメーション加速に向けて行う取り組みについて、その一部を紹介していきます。
DXの推進
電子情報技術産業協会(JEITA)では、IoT・ロボット・人工知能などのデジタル技術の進展に加え、5Gなどリアルタイム性の高い通信インフラなどDXを推進しています。
業種の壁を越えて価値創造できるように、ITやエレクトロニクス企業だけでなく、サービス事業者の多くのステークホルダーを交えたDX推進やローカル5Gを使ったデジタルサービス市場創出に資する活動を実施しています。
カーボンニュートラルの推進
電子情報技術産業協会(JEITA)では、サプライチェーン全体でのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進しています。
環境・エネルギー対策
電子情報技術産業協会(JEITA)では、環境を巡る諸課題について、環境・エネルギー対策を行っています。
カーボンニュートラル実現に向けたエネルギー対策・化学物質管理・循環型社会の形成・生物多様性の保全などを軸に、解決に向けて国内外のネットワークを活かし的確な取り組みを進めています。
サイバーセキュリティ
電子情報技術産業協会(JEITA)では、サイバーセキュリティなどに関しても取り組みも積極的に行っています。
IoTは、今後も社会のあらゆる分野へと浸透すると考えられます。
インターネットとさまざまな機器が接続されるようになったため、セキュリティに対する配慮がより重要となりました。
しかし実際にはセキュリティ対策等ができていない機器や意識が不十分なまま利用しているケースも多く、情報漏洩やサイバー攻撃の起点となる脅威などが発生しています。
なりすましによるログイン検知や、複数アカウントにより不正利用などで、企業の機密情報が漏洩するリスクなどが高まります。
今後もセキュリティ対策はより重要になると考えられるため、自主ルールの在り方などの取り組みを行い、あらゆるステークホルダーに向けた指針を示しているようです。