磁気ネックレスとは?医療機器としての仕組みやつけておくとよい時間を解説

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磁気ネックレスとは、磁気の帯びた素材で構成されたネックレスです。

血流を促し、コリをほごす効果も期待できるとされていますが、医療機器に含まれる磁気ネックレスは国から管理医療機器として認定を受けています。

スポーツ選手なども愛用していることが多い磁気ネックレスですが、医療機器として仕組みやつけておくとよい時間を解説します。

 

磁気ネックレスとは

「磁気ネックレス」とは、磁石の埋め込まれた細いロープ状のネックレスであり、健康器具の1つです。

永久磁石を使ったネックレスであり、管理医療機器として国から認定されているものも多くあります。

たとえば一流スポーツ選手などが愛用するタイプもありますが、使用されている磁石の種類や配列などで、効率よく肌へ磁力が届くか確認が必要です。

磁石に寿命などはないため、半永久的に使えるなど、コストパフォーマンスは高いといえます。

 

磁気ネックレスの仕組み

磁気ネックレスの仕組みは、磁気ネックレスに含まれる磁気が、血中のヘモグロビン中のヘム(鉄)に働きかけて血行を促進させるとされています。

それにより血行改善・コリ緩和などの効果が期待できるとされていますが、これは磁力が血行を促して老廃物を排出するとされているからです。

仮に血行不良のまま運動を続けても、筋肉が酸欠状態になって老廃物は排出されにくいまま変わりません。

しかし、磁気ネックレスを着用すれば、磁力で血行を促して老廃物が排出されやすい状態を作ることが期待できます。

なお、肩こりなどの痛みが慢性的な場合、磁気ネックレスの影響は感じにくいとされています。

以上のことから、磁気ネックレスを付けることで、以下の効果が期待できるといえるでしょう。

・首や肩のコリの緩和

・疲労感の緩和

・健康促進

ただし、ペースメーカーなど、電磁障害の影響を受けやすい医用電気機器を使っている方や、脳脊髄液短絡術用圧可変式シャントなど磁気影響を受ける恐れがある医用電気機器を使用中の方は磁気ネックレスの使用はできないため使わないようにしてください。

 

磁気ネックレスをつけるとよい時間

磁気ネックレスは、一日のうち何時間着用しても特に問題はありません。

ただし寝たきりの方は、背中に違和感があるときなどは時間をあけて使用しましょう。

初めての使用においては、1日の使用時間を4~6時間ぐらいにして、様子を見て使うことをおすすめします。

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