血圧計で不整脈を検知したら

診断用機器

最近では病院へ出向いた際に血圧を測るだけではなく、ご自宅でも簡単に血圧を測る機器が普及してきました。毎日血圧を測るという事が、習慣になっているご家庭もあるのではないでしょうか。そこで血圧計で分かる事などを調べてみましょう。

血圧について

言わずと知れた血圧計とは、ご自身の血圧を調べる機器です。最近の血圧計は血圧だけに限らず、心拍数なども測れるものも販売されております。普段より血圧の高い方、また逆に普段から血圧の低い方、ご自身の年齢などからみて平均的な方と様々です。

血圧の高い方は高いなりに、低い方は低いなりにそれぞれのリスクがありますが、それが日々安定しているなら、それほど大きく心配する事は無いのかも知れません。勿論、医師の診断で高血圧や低血圧と判断などされた方は、より慎重に血圧を監視する事はご自身の健康の為には必要不可欠な事はいうまでも御座いません。

血圧計で分かる事

では、毎日血圧を測ると何が分かるのでしょうか。血圧を毎日定時に測る事で、その日の大まかな体調の変化が分かります。血圧は日々大きく変化するものではありませんが、激しい運動や食事それにストレスなどによっては大きく変化するものです。よって、血圧を測るには毎日定時に、心身ともに安定した状態で測る事が重要になって来ます。

ここで毎日の測定で検出されないような数値が検出された場合などは、どうすれば良いのでしょうか。まず、血圧が異常に高い場合は高血圧緊急症や高血圧切迫症と言った事も考えられますので、医師の判断を仰ぐことがとても重要になってきます。

この場合の血圧の目安は勿論人により違いますが、ご自身が普段から高血圧である方は医師から指示が出ていると思いますので、その数値をよくご理解して下さい。普段から血圧がご自身の年齢や病歴などからみても、平均値である方はその測定した数値が平均値よりどれくらい高いかを判断しましょう。

最高血圧値が急に135mmHgを超えしまっている場合は、出来るなら医師の診断を受ける事をお勧めします。また逆に血圧が平均値よりも低すぎる場合も要注意です。それは、血圧をいつ測っても、血圧が基準値よりも低い状態を低血圧と呼びますが、血圧の数値が幾らから下の場合を低血圧と呼ぶかはまだ、残念ながらはっきりとした定義は決まっていません。
日本の医師の判断は、最高血圧が100mmHg以下・最低血圧が60mmHg以下のどちらか、もしくは両方を示した場合に低血圧と診断される事が多いようです。

不整脈とは

不整脈とは大きく分けると3つに分けられます。

・頻脈
・徐脈
・期外収縮

以上の3点です。
不整脈とは、動悸症状・意識消失・突然死などを起こす原因となることもあり、 放置してもいい不整脈と精密検査・治療が必要な不整脈もあります。不整脈は加齢やストレスなどでも引き起こされる事もありますし、健康な方にも過度な運動などの後には見られる現象ですが、やはり注意は怠らない事が肝要です。

不整脈がおこっているかどうかは、検脈によってある程度予測することはできます。最近の血圧計は殆どの場合、血圧を測定するときに脈拍数も計測するものが多いので、脈拍数が普段と違うなどのエラーメッセージが出るときには、不整脈の可能性が疑えます。

まとめ

人間の心臓は1日に10万回以上は拍動していますので、多少脈が飛んだりしても問題ないことの方が多いものです。ストレス・生活習慣の乱れ・寝不足などやお酒の飲みすぎでも不整脈になることあります。普段は無症状である不整脈ですが、頻発するようであればやはり一度医師にご相談する事が最良だと思います。

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