ノートパソコンの病院への持ち込みは可能?部屋や大きさの選び方を解説
病院に入院する患者が、持ち物としてノートパソコンを持参するケースもあります。
以前までスマホやノートパソコンなどのデジタル機器は、電波を発するために医療現場の生命維持装置や測定機器に悪影響を与え、誤作動を起こす恐れがあると危惧されていました。
しかしデジタル機器の扱いは緩やかで、ノートパソコンも持ち込み可能なケースも増えていますが、大きさや選び方など注意が必要です。
そこで、ノートパソコンの病院への持ち込みは可能なのか、部屋や大きさの選び方を解説します。
インターネット利用可能な部屋の種類
病院の多くで、ノートパソコンを持ち込むことは可能とされています。
ただしインターネット利用ができる部屋でなければ、たとえばWi-Fiがつながる食堂などでなければ、ノートパソコンの利用はできない恐れもあります。
多くの病院では、個室でノートパソコンの持ち込みを可能としており、LANケーブルを使ってインターネットの利用ができる状態にしています。
さらに病棟エリアなどでは、24時間無料の院内Wi-Fiが利用できることが多いものの、一部利用できない規格もあるため前もって確認しておくと安心です。
ノートパソコンの管理方法
入院にノートパソコンを持ち込む場合、適切な管理が求められます。
持ち運びが便利なことがノートパソコンのメリットといえるものの、盗難被害に遭うリスクも高いといえます。
疾患によっては、悪意はなく他人のものを自分のものと間違えて持ち去ってしまう恐れもあるため、様々な疾患を抱える場所だからこそ所有物の管理は適切に行わなければなりません。
使わないときは鍵のかかった引き出しに収納するなど、工夫をすることが大切です。
入院に適した大きさを選ぶことが大切
入院でノートパソコンを持ち込むのなら、適した大きさを選ぶことが大切です。
ノートパソコンにも種類があり、大きめのものからコンパクトサイズまで様々といえますが、いずれの場合でも持ち運びできるサイズであることに変わりはありません。
ただ、テーブルに置いて使うため、ベッド両脇の柵にのせるオーバーテーブルでも使用となります。
ベッドの幅により変化できるオーバーテーブルも、サイズ幅は80~100センチまでであり、奥行きは30センチ程度です。
多くのノートパソコンが対応可能とされるものの、大きすぎると使用しにくかったり収納場所がなかったりするため、入院に適した大きさのタイプを選びましょう。